被災地に行かずにできる活動のうち、最も手軽にできるものに寄付活動があります。さまざまな寄付の方法や種類がありますので、自分にあった寄付を考えていきましょう。
■支援金
被災地で災害支援活動を行うボランティア団体・NPO等の活動資金。
被災地の救命・インフラ整備などの復旧活動に使用されます。
使い道は各支援団体に任せることになりますが、各団体ごとの使途や収支の報告が厳密に義務化しており、透明性を確保しています。
被災地からのニーズに対し各団他の判断と責任において柔軟に使用されるため、すぐに活用されます。
・日本財団、災害支援NPO等が募金を行っています。
■義援金
見舞金的性格で被災者個人に直接分配されるお金。
行政やNPO等の復興事業や緊急支援には使用されません。
被災した県が設置する義援金配分委員会によって平等・公平に被災者に分配されます。
被災者数、個々の被害状況等正確な情報を把握した後に均等に分配されるため、被災者に届くまでかなりの時間を要します。
・被災地の都道府県、市町村、日本赤十字社等が募金を行っています。
■ふるさと納税による被災地支援
ふるさと納税の制度を利用した寄付で、自治体の復興財源等に使われるお金。
自治体に直接届くため、寄付に込めた想いを迅速かつ直接的に反映させられます。ポータルサイトが整っているので、手続きも簡単です。