登録団体紹介

ポケットサポート

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団体の目的 この法人は、病気を理由に入院もしくは自宅で療養している病弱児に対して学習支援または学校へ戻るための復学支援、当事者間のコミュニティ作りやそれらに関する事業を行う。病弱児の学習の空白を埋め、他者との交流による社会体験を積み、将来への希望をもって生活を送れるようにする支援を通して子どもの健全な育成に寄与することを目的とする。
団体活動・業務 ・病弱児の身体的精神的状態に合わせた学習復学支援事業
・病弱児同士の交流や集団での学習活動の支援事業
・病弱児への支援に関する講演活動および講師派遣事業
設立以来の
主な活動実績
(1)入院中及び、自宅療養中の病弱児へ訪問またはテレビ電話を使った双方向WEB学習支援事業
(2)小児科外来通院児の学習支援事業(平成28年度岡山市市民協働推進モデル事業採択)
(3)病弱児及びその家族の交流・社会体験イベント事業
(4)病弱児の教育に関する啓発講演会開催(平成29年度岡山市市民協働推進モデル事業採択)
(5)学習支援ボランティア研修会・フォローアップ研修

2011年10月 院内学級に通級する子ども及び自宅療養中の病弱児への学習支援開始
2012年7月 病気の子どもたちによる直島合宿(7名参加)
2013年7月 倉敷市立東小学校にて講演
2014年10月 岡山大学学部生に病弱児支援について講義
2014年12月 NPO法人チャリティーサンタとイベント開催/岡山県小児保健学会にて活動報告発表
2015年8月 岡山大学病院にて入院中の子どもの宿題・学習サポート事業開始
2016年4月 平成27年度ベネッセ子ども基金助成を受け、双方向Web学習支援事業開始
2016年4月 平成28年度岡山市市民協働推進モデル事業採択
2016年5月 外来通院時における病弱児の学習支援スペース「ポケットスペース」開始
2016年7月 昭和大学副島賢和先生講演会開催
2016年7月 福武教育振興財団助成により病気の子どもへの支援研修クラウンワークショップ開催
2016年11月 公益財団法人ソロプチミスト日本財団 岡山クラブ推薦「社会ボランティア賞受賞」
2016年12月 公益財団法人社会貢献支援財団「社会貢献者表彰」
2017年1月 平成28年度ベネッセ子ども基金助成「双方向Web学習支援事業」採択
2017年2月 おかやま協働のまちづくり賞 大賞受賞(岡山大学病院・岡山市保健所と協働事業)
2017年2月 クラウドファンディングReadyfor挑戦「入院中の子どもたちに学習・体験の機会を!」
2017年5月 平成29年度岡山市市民協働推進モデル事業採択
2017年7月 第4回小児病虚弱研究セミナー(くらしき作陽大学)にて教育講演
2017年7月 昭和大学副島賢和先生講演会およびクラウンワークショップ開催
2017年9月 岡山済生会総合病院にて入院中の子どもたちの学習支援活動を開始
2017年11月 独立行政法人国立病院機構 岡山医療センターで学習支援活動を開始
2018年2月 病気の子どもたちの未来を考えるシンポジウムを開催
2018年5月 平成30年度岡山市小児慢性特定疾病児童等相互交流支援業務委託を受託
2018年6月 昭和大学副島賢和先生講演会および特別ワークショップ開催
2019年4月 岡山県初の「グッドガバナンス認証マーク」を取得
2019年7月 JAMMINチャリティTシャツ販売(1週間限定企画)
2020年4月 ハチドリ電力と協力して地球温暖化防止に取り組み開始
現在特に力を
入れていること
長期の入院や療養によって、学習や体験の機会を失ってしまう子どもたちがいます。彼らのそういった空白を「ポケット」と呼んでいます。ポケットサポートはそのような子どもたちを支援したいという思いから名付けられました。

長期にわたる入院や治療、療養が必要な子どもたちへの学習や復学を支援しています。不足しがちな社会体験を補うイベント活動、孤立感解消のためのコミュニティ作り、それらに関する事業を行っています。

支援者の中には、医療者、教育者、当事者も数多くおります。小児期に闘病経験のあるスタッフなど、病気の子どもたちの気持ちに寄り添う支援が行われていることが特徴です。
今後の活動の
方向性・
ビジョン
慢性疾病を抱える子どもたちの笑顔を引き出し、将来に希望を持って生活できるような支援を継続して行っていけるよう、学習支援ボランティアの育成、活動資金の確保などを実施していきます。

■中期計画目標(2025ビジョン)■
Vision(解決を目指す社会問題および実現を目指す理想像)
病気を抱える子どもが、将来に希望を持ち自分らしく暮らせる社会をつくる

Mission(ポケットサポートが社会で果たすべき使命)
1.『環境をつくる』
病気を抱えていても子どもらしい時間が過ごせるように
学習支援・復学支援・自立支援ができる環境をつくる

2.『生きる力を育む』
病気による困難を抱えていても前向きに生きていけるよう
当事者や専門家と共に子どもや家族の「生きる力」を育む

3.『人や気持ちを繋ぐ』
病気の子どもに関わる人をつなぐコーディネートを行うと共に
社会への理解啓発を行い理解者・支援者を増やしていく


■2025年度に実現を目指す社会や対象の状況■

1.『環境をつくる』取り組み
 ①学習、遊び、体験、相談を通した復学支援・自立支援を行う
 ②外出困難な子どもや家族へ、アウトリーチやICT利用による学習や相談支援を行う
 ③入院中や療養中の子どもの対応を個別に検討
 ④教育行政や学校現場と連携し、慢性疾病等の小学生〜高校生の入院中及び療養中の
  教育機会の提供を目指す(ICT利用による学習、出席代替のシステム作り等)
 ⑤スタッフ及び支援ボランティアをはじめとする支援者の育成と教育
 ⑥岡山市内・近隣地域を含む医療機関内での支援活動を行う

2.『生きる力を育む』取り組み
 ①子どもたちが自分自身の困難を知り「伝える努力」と「休む勇気」を持てるよう
  ピアサポートを通じて、合理的配慮を得るための手法を伝え広める
 ②保護者が集まり日頃の悩みを話す場、ピアカウンセリングできる場を提供
 ③病弱児やそのきょうだいも楽しめるイベントを開催 
 ④病弱の若年者が働ける環境作りの協力と支援

3.『人や気持ちを繋ぐ』取り組み
 ①医療・保健行政との連携による、慢性疾患児やその家族との関係構築
 ②岡山市内・近隣地域の学校との連携による、慢性疾患児の学校生活における個別案件の共有
 ③他の病弱児支援団体との連携やノウハウの共有・会の共催
 ④病弱児の置かれている環境の理解を広げる講演・啓発活動開催、ツール作成
代表者 三好 祐也
所在地 岡山市北区
設立年月日 2015年11月11日
電話番号 086-289-8528
ファックス
メール info@pokesapo.com
URL http://www.pokesapo.com

※この情報は、「canpan」から提供されたものを基本としています。

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